『聖闘士星矢』キャラクター列伝 (31) ニオベ
地暗星ディープ ニオベ
※『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』にも登場
【紹介】
天猛星ワイバーンのラダマンティスの配下で、その指示に従い、聖域十二宮に向かった正規の冥闘士(スペクター)の一人。
牡羊座(アリエス)ムウが金牛宮に辿り着くと、そこには立ったまま息絶えた牡牛座(タウラス)アルデバランの姿があり、その動きを封じ、止めを刺したのが地暗星ディープ ニオベだった。
ニオベはムウに、中枢神経を冒し、五体を麻痺させ、死へと誘う香気の技ディープ フレグランスを放つが、クリスタル ウォールに阻まれる。
ムウは牡牛座の聖衣にかすかに残った香気によって、ニオベの技を知り、かわすことが出来たのだ。
彼は「すでに死んでいる者に勝負もなにもあるまい。先を急ぐので、失礼!」と言い、ニオベの前を去る。
ニオベがディープ フレグランスでアルデバランの息の根を止めたと思った時、彼もまたグレート ホーンによって五体をバラバラにされていたのだ。
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』で描かれた243年前の聖戦では、聖域(サンクチュアリ)に侵攻した天貴星グリフォンのミーノスの下に現れる。
魚座(ピスケス)アルバフィカの敷いた薔薇園に踏み入った、ミーノス配下の冥闘士たちが倒れると、「よい部下に恵まれましたな、ミーノス様」と、皮肉を言う。
アルバフィカに挑むニオベは「お前のような下衆に薔薇の香気の良し悪しがわかるとも思えんが…」と言われ、逆上するが、拳を黒薔薇に遮られ、ピラニアンローズを受ける。
彼は反撃のディープ フレグランスを放つが、近隣の村への毒の拡散を恐れたアルバフィカはその毒を一身に集める。
ニオベはさらにアルバフィカに殴りかかるが、耐毒体質のアルバフィカにはニオベの香気は効いておらず、毒の血を針のように打ち込む技クリムゾン ソーンによって打倒された。
登場 :原作→冥王ハーデス(十二宮)編
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』→コミックス3巻
必殺技:ディープ フレグランス、デッド・パフューム
出身地:ボリビア
【コメント】
原作で一番最初に聖闘士と交戦した正規の冥闘士、ニオベさんです。
黄金聖闘士のアルデバランを倒すなど、冥闘士の強大さを示したかに見えたニオベさんですが…、それだけでした。f^_^;
しかし、アルデバランと相打ちというのは、やはり強いのか?
強いのか弱いのか、謎なお人です。;
その健闘を買われて(?)、ロストキャンバスではアルバフィカとの香気合戦を展開しますが、クリムゾン ソーンに倒れています。
自分の力を過信しているのか、部下を倒されたミーノスに皮肉を言うなど、調子に乗ってる感が玉にキズですね。笑
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