THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第170話 生きた歴史
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※注意:この記事にはネタバレが含まれています!
【あらすじ】
多くの人間の生涯を眺めるという誘惑に乗り、天英星バルロンのルネとともに行くため、槌を振り回し、自らが修復をしていた聖衣(クロス)を次々と破壊する、かつての牡羊座(アリエス)シオン。
だが、その前に一つの聖衣が立ちはだかる。
傷一つないそれは明らかに、シオンが修復を手掛けたものではなかった。
再び槌を振りかざすシオンだが、その祭壇星座(アルター)の聖衣の鏡面に映し出されたのは、師ハクレイの若き日の姿。
そこにはハクレイと同志たちの生きた歴史が刻まれていた。
師らの生き様と想いに胸が熱く、切なくなり、涙を流すシオン。
歴史の統治者となるにはそんな共感は無用だと忠告をするルネだが、シオンの胸の内には迷いが生じていた。
「私はまだ…彼らを見続けるべきなのかもしれん。」
そう語るシオンに対し、ルネは人間最大の罪とは逡巡だと教え、スーツケースより取り出した鞭で打った。
首から血を噴き、倒れたシオンを背に、ルネはその場を去る。
聖衣を壊し、前戦士たちの心も破壊した…
それはシオンの罪となり、ルネの記した文字とともに、今、彼の五体を締め付ける。
罪に縛られた男を再び地獄へ落そうとするルネだが、シオンの右腕だけは文字を退け、転落を防ぐ。
聖衣を外すと、その腕には別の傷が刻まれていた。
それは師によって託された傷であり、二百数十年前から流れる熱い血が彼を生まれ変わらせたのだった!
今回のアニメ化情報『小宇宙通信』では、遂に発売されたOVA第5巻の名シーンが公開されています!
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