THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第176話 獣の時間
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※注意:この記事にはネタバレが含まれています!
【あらすじ】
天暴星ベヌウの輝火の作りだした黒い太陽に体内の水分を奪われ、朦朧とする天秤座(ライブラ)童虎の脳裏に、師の記憶が蘇る。
廬山五老峰の水底へと潜っていく童虎の目の前に、「決して渇くな」と語り掛ける声。
その声の主は巨大な龍だった。
「はい、老師(せんせい)」と童虎。
突然苦しみだす龍は、弟子に下がるように言うと、「人として死ぬ!!!」と、天に昇っていった。
魔宮「地球(テラ)」に立つ輝火の肩に水滴が落ちる。
天を仰ぐと、そこには黒い太陽を締め付け、雨を降らせる巨大な二匹の龍の姿があった。
童虎は輝火に語り掛ける。
「おぬしの凶暴でどこか哀し気な目は、わしの老師(せんせい)に似ておるんじゃなァ」
童虎の師は出会った時には一千歳を数え、若い頃に婚約者を亡くし、拳の道に没頭したのだという。
だが、最愛の人を失った渇きを誰にも暴かれぬよう、孤独に徹し、凶暴な獣の時間を過ごす中で、人外へと堕ちたのだという。
童虎は輝火も人をやめそうだと言い、黒い太陽を砕く。
降りしきる雨の中、「せめて陽の下で生きようとは思わんのか!?」と問う童虎に、輝火は自分は既に化物だと言い、全てを灼きつくそうと拳を振るう。
「陽の下だと…?太陽が今まで俺に何を与えた…」「アローン様さえ守り切れれば、人ですら捨てる!!!」と輝火。
だが、その拳を受け止めた童虎は、かつてのアルデバランと同様に、輝火を救おうと思うのだった。
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