2007/9/28 金曜日

LC第54話 旅立ち

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — admin @ 6:39:48

[週刊少年チャンピオン44号掲載]
※ネタバレ必死!

【あらすじ】

幽閉された牢獄より脱出を図るテンマ。
そんな彼を助けに、床下から現れたのは、一角獣星座(ユニコーン)耶人だった。

耶人に案内されて抜け道を進むテンマの前に白銀聖闘士(シルバーセイント)が現れる。
鶴星座(クレイン)の聖衣(クロス)を纏ったユズリハだった。
彼女たちはジャミールの長にテンマの救出を頼まれたことを明かす。

そんなテンマは耶人にハーデス城に行きたいと告げる。

一方、アテナ神殿では、教皇がアテナに、今回の聖戦において、間違いなく重要な存在となっているテンマを保護したことを告げる。

アテナもテンマがアローン(ハーデス)の心を繋ぎ止める楔となっていることは分かっていた。

そんな彼女の前に現れたのは、アトラに連れられたジャミールの長。

長はテンマを、活きた心の翼を持つ天馬星座(ペガサス)として、思うままに動かすことを進言する。
それはサーシャ(アテナ)の願いでもあった。

長は既に自分の手の者がテンマを解放していることを告げ、その全責任を自らが負うと言い切り、教皇もそれを承諾したのだった。

また、長は「心残りがあるなら、今のうちに」とサーシャを促し、サーシャはテンマの下へと向かった。

そして、聖域(サンクチュアリ)を出ようとしているテンマたちの前にサーシャが現れた。

彼女は幼き日の約束の証である手首の花輪をテンマに示す。

それを見て、テンマはサーシャ、アローンと三人一緒に笑える日々を取り戻すため、闘う決意を胸に、耶人、ユズリハと、ハーデス城に向かうのだった。

【感想】

今回は節目の回ですね。

先週末でテンマ、アローンとも幽閉され、どうなる…?というところでしたが、テンマの方はあっさり脱出。
サーシャと別れ、そして、死地とも呼べるハーデス城へと向かうのです。

注目は聖衣を纏ったユズリハ。
女性聖闘士の掟として、最初はマスクをしていますが、あっさり外してしまいます。
いいのか…?f^_^;

コミックの巻末に鶴星座の聖衣分解装着図が載りそうな予感。

そのほか、もう出番はないと思われていた(というか、私が勝手に思っていたw)ジャミールの長が再登場し、テンマを助け、その全責任を自らが被ると言い放ち、サーシャをテンマの下へと向かわせるという大活躍!

教皇よりも威厳があるんじゃないかってくらい、大人の男の渋い魅力が全開です。w

【今回の名台詞】

「お前はよく捕らえられるな。」(ユズリハ)
→テンマ救出後、さり気なく彼に言った、ユズリハならではの鋭いツッコミ。

「せめて天馬星座(ペガサス)に関する全責任をわしが引き受けると申しているのです。」(ジャミールの長)
→こんなこと言えるのは、器の大きい、この男ならでは。素敵なジイさまだ…。


2007/9/27 木曜日

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』キャラクター列伝 (3) 輝火

天暴星ベヌウ 輝火

輝火

【紹介】 

テンマの故郷でハーデスに挑む天秤座(ライブラ)童虎の前に現れたのが、天暴星ベヌウの輝火(かがほ)だ。

彼は冥界三巨頭にも匹敵する小宇宙(コスモ)を持ち、童虎とも互角の闘いをするが、童虎の一撃の余波はハーデスにかすり傷を負わせていた。

ハーデス城にてそのことを知り、その報復をしようと、聖域(サンクチュアリ)へと向かった輝火が、童虎の居場所を尋ねたのが、牡牛座(タウラス)アルデバランだった。

アルデバランは名も名乗らぬ輝火に礼儀を叩き込むと言い、死闘が始まる。

自分には聖闘士(セイント)も冥闘士(スペクター)も関係なく、ただハーデスを守りたいだけだという輝火だが、アルデバランは、それは欺瞞で、自分以外の全てを焼き尽くす、駄々っ子のようだと言い放つ。

コロナブラスト・クラシファイアンクの黒炎にも屈せず、タイタンズノヴァを放ったアルデバランに輝火は打ちのめされるが、とどめを刺さない理由を問うと、彼が邪悪ではないからだと言う。

逃げ帰った輝火は、初めての敗北に、叫んだ。

その後、アルデバランはパンドラの刺客・地陰星デュラハンのキューブに殺されてしまうが、輝火はもう一人の刺客・地奇星フログのゼーロスを討ち取り、アルデバランが命がけで守ろうとしたテンマを助けることによって、自分を見逃したアルデバランに借りを返したのだった。

登場 :コミックス2巻~

必殺技:コロナブラスト
     クラシファイアンク

【コメント】

クールなようで、ひょっとしたら、冥闘士一熱い(?)、輝火です。

一匹狼を貫く一方で、意外と義理堅い彼は、ファンが付きそうですが、原作からの読者の間では一輝の前世では?とも言われていたりします。

パンドラのやり方を快く思っていない様子の輝火の今後の動向には注目です!


2007/9/26 水曜日

『聖闘士星矢』キャラクター列伝 (8) デスマスク

Filed under: 『聖闘士星矢』キャラクター列伝 — admin @ 7:47:39

蟹座(キャンサー)デスマスク

デスマスク

【紹介】 

白銀聖闘士(シルバーセイント)たちとの闘いの中で視力を失った龍星座(ドラゴン)紫龍が修行地である中国・廬山五老峰に帰った際、老師(天秤座(ライブラ)童虎)を討つために、聖域(サンクチュアリ)の刺客として現れたのがデスマスクである。

老師を守るため、紫龍は敢然と挑み、彼に一撃を食らわせるが、積尸気(せきしき)による反撃を繰り出そうかというその時、闘いは牡羊座(アリエス)ムウの登場により中断される。

紫龍はその後、十二宮の闘いでデスマスクと再戦。

彼は「力こそ正義」という思想の下、これまでに多くの人間を殺してきており、彼を恨む顔が、守護する巨蟹宮(きょかいきゅう)のそこかしこに浮かび上がっていた。

また、教皇(サガ)の悪の顔を知りながらも、それに仕えており、さらには、紫龍を気遣い五老峰から祈りを捧げる春麗を滝に落とすなど、黄金聖闘士(ゴールドセイント)にあるまじき行為の数々に、最終的には黄金聖衣(ゴールドクロス)に見放され、紫龍の廬山昇龍覇に破れる。

その後、冥王ハーデス編において、前教皇シオンたちとともに、ハーデスより仮の命を与えられ、聖域に攻め入ってくるが、ムウのスターライトエクスティンクションによって、魚座(ピスケス)アフロディーテとともに光の彼方へと飛ばされてしまう。

地上のハーデス城に戻った彼らは、冥界三巨頭・天猛星ワイバーンのラダマンティスにより、死の穴に落とされるが、『嘆きの壁』の黄金聖衣集結時に一時的に復活。神話の時代よりともに闘ってきた、青銅聖闘士(ブロンズセイント)たちの兄貴分として、優しい笑みを見せ、散る。

登場 :サガ反乱編~冥王ハーデス編
必殺技:積尸気冥界波(せきしきめいかいは)

出身地:イタリア
修行地:イタリア・シチリア島

★PS2ソフト『冥王ハーデス十二宮編』キャラクター紹介ページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list
/ps2_seiya2/charactor/g_death.html

【コメント】

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』での前世の蟹座・マニゴルドの登場にともない、デスマスクを描いてみました。

原作登場時はサガ反乱編でのあまりの悪人っぷりとハーデス編で小悪党に成り下がった彼の姿に蟹座の読者はかなり落胆したというデスマスクですが、、最後の『嘆きの壁』破壊時に見せた笑みから、彼が信念の人ではあっても完全な悪人ではなかったと信じたいです。f^_^;

マニゴルドもイタリア語で『死刑執行人』という意味の名だそうですが、デスマスク同様の「力こそ正義」思想の中にも、どういった顔を見せてくれるのでしょうか…?



2007/9/25 火曜日

『聖闘士星矢』キャラクター列伝 (7) パンドラ

※『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』にも登場

パンドラ

パンドラ 

【紹介】 

パンドラは、ハーデスに代わり、地上で冥王軍を統括していた女性。

冥界三巨頭さえも屈服させる彼女は、幼少期、冥王の魂を抱いて、鳳凰星座(フェニックス)一輝の前に現れたことがあった。

その際、一輝が抱く瞬の首に、その体がハーデスのものである証の「YOURS EVER」(永遠にあなたのもの)と書かれたペンダントを着ける。

ハーデスの現世での姉として、神に仕えてきた彼女だが、元々はドイツ・チューリンゲンの名門ハインシュタイン家の一人娘で、13年前、庭の倉庫に保管されていた小箱(パンドラの箱)を開けてしまったために、死の神タナトスと眠りの神ヒュプノスが蘇り、彼女の母の腹より実体のないハーデスの魂が産まれると、一族は死に絶えてしまった。

星矢たちとの闘いの中、自らの行ってきた地上の全てを死に導くという行為の愚かさに気付いた彼女は、その悲しい過去を一輝に語ると、冥界を自由に行き来出来る首輪を託し、エリシオンへと行かせるが、そのことを察知したタナトスによって殺されてしまう。

 ★アニメ『冥王ハーデス冥界編 前章』ページ
http://www.toei-anim.co.jp/sp/seiya_zenshou/index2.html

【コメント】

さて、これまた『THE LOST CANVAS 冥王神話』で大活躍中のパンドラです。

原作でも『THE LOST CANVAS 冥王神話』でも、ハーデスの現世での姉という宿命を背負い、ハーデス・タナトス・ヒュプノスといった神々と冥闘士(スペクター)たちの間の中間管理職的苦労も絶えない彼女ですが、原作ではとても悲しい過去を抱えていました。

その挙げ句、殺されてしまったパンドラは、この聖戦の一番の被害者なのかもしれません。

前世(『THE LOST CANVAS 冥王神話』)の彼女も、ハーデスを想うがあまり、精神的にかなり追い込まれていっていますが、どんな過去を持つにせよ、原作以上に悲しい結末に向かわぬよう、切に祈ります。



2007/9/21 金曜日

LC第53話 幽閉

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — admin @ 6:42:02

[週刊少年チャンピオン43号掲載]
※ネタバレ必死!

【あらすじ】

蟹座(キャンサー)の黄金聖闘士(ゴールドセイント)マニゴルドによって、聖域(サンクチュアリ)内の牢獄に幽閉されてしまったテンマ。

一方、ハーデス城では、テンマの暗殺が失敗に終わったことを悟ったパンドラが今回の勝手な振る舞いがハーデスやヒュプノス・タナトスの双子神に知れることを恐れていた。

しかし、事態は既に三者の把握するところであり、ヒュプノスはパンドラに、ハーデスを自分たちが用意した特別なアトリエに案内し、鍵をかけるよう、提案する。

ハーデスの下に参上したパンドラはその怒りに触れ、謹慎を命じられるが、そこで彼女が目にしたのは、まだ冥王の魂に肉体を奪われる前のアローンがテンマ、サーシャと笑い合う絵だった。

ハーデスはそれをロストキャンバスの仕上げに組み込む『救済の絵』だと言うが、ハーデスがアローンの記憶に毒されていると感じたパンドラは、双子神の力を借りて、空間の歪みに作られたアトリエに冥王を閉じ込めてしまう。

ハーデスのためを思ってのこととはいえ、パンドラは自らのしてしまったことに涙し、三巨頭の残る二人ラダマンティスとアイアコスに招集をかけるのだった。

【感想】

これまでもテンマ暗殺に刺客を送り込み、ハーデスには監視を付けるなど、冥王の思惑に反する行動が目に付いたパンドラですが、遂に主君である神を幽閉してしまいました。

彼女の場合はハーデスへの一途な愛情からの行動のようですが、そこにつけ込むように今回の提案を持ち掛けた双子神の腹の底が気になります…。

テンマとアローンが幽閉されたことで、二人を置き去りにして、闘いは進んでいきそうな気配。

そして、ラダマンティスとアイアコスがいよいよ次週登場か!?
またまた気になるところです。

【今回の名台詞】

「力を貸すぞ、パンドラ。全てはハーデス様のために。」(ヒュプノス)
→この時の彼の邪悪な笑み(笑)が策謀を感じさせます。

「それにお優しいハーデス様ならば、最後にはわかってくださる…。私がいかにハーデス様を愛し、冥王軍のために尽力しているかを!」(パンドラ)
→彼女のこの言葉に嘘はないように思います。しかし、それ故に、ハーデスの心がテンマに傾くのを我慢出来ないのでしょう。ああ、切ないな、パンドラ…。


2007/9/20 木曜日

『聖闘士星矢』キャラクター列伝 (6) シオン

※『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』にも登場 

牡羊座(アリエス) シオン

シオン

【紹介】 

冥王ハーデスの先兵として聖域(サンクチュアリ)を襲った蟹座(キャンサー)デスマスク・魚座(ピスケス)アフロディーテを率いていたのは、13年前にサガに殺害された前教皇であり、牡羊座(アリエス)ムウの師であるシオンだった。

ハーデスにより18歳の肉体を持って蘇らせられた彼は双子座(ジェミニ)サガ・水瓶座(アクエリアス)カミュ・山羊座(カプリコーン)シュラに十二宮突破を命じると、自らはかつて親友であった天秤座(ライブラ)童虎と対峙する。

闘いの最中、女神アテナがサガの短剣で自害すると、シオンはアテナ神殿に現れ、星矢たち青銅聖闘士(ブロンズセイント)の聖衣(クロス)をアテナの血によって復活させ、アテナがハーデスを討つために冥界へと向かったことを教える。

そして、星矢にアテナの聖衣を託し、アテナに渡して、ハーデスを討つよう命じると、自らは塵となって消えた。

登場 :冥王ハーデス編(十二宮編)
必殺技:スターダストレボリューション
     クリスタルウォール

出身地:チベット
修行地:不明

★PS2ソフト『冥王ハーデス十二宮編』キャラクター紹介ページ
http://www.bandaigames.channel.or.jp/list
/ps2_seiya2/charactor/sp_shion.html

【コメント】

今や『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』で大活躍のシオンですが、原作での出番は少なかったです。f^_^;

しかし、当初はサガに殺された前教皇という設定しかなかった彼が冥王ハーデス十二宮編でサガたちを率いて現れた時のインパクトは絶大でした。

「うろたえるな!」と言って、星矢たち青銅聖闘士を投げ飛ばし、ハーデスを討つよう命じたその姿は偉大な教皇そのもの。

現在連載中の両『冥王神話』では、彼がどのようにして、童虎とともに243年前の聖戦を生き抜いたのか、注目して、見ていきたいと思います。



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