2007年の「聖闘士星矢」総括(2)
手代木史織の『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』は、車田正美の『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』と基本の設定を同じくしながらも、繊細な絵と黄金聖闘士(ゴールドセイント)たちの死に様を基軸に据えた展開で多くのファンを獲得し、リアルタイムで原作にハマッた世代を今再び熱くさせています。
これまでに魚座(ピスケス)のアルバフィカ、乙女座(バルゴ)のアスミタ、牡牛座(タウラス)のアルデバラン(本名:ハスガード)が死んでいき、今、蟹座(キャンサー)のマニゴルドが追い詰められています。
彼らのキャラクターは原作の黄金聖闘士以上に深く掘り下げられ、魅力的な人間に描かれており、それが人気の要因の一つです。
また、冥闘士(スペクター)なども、原作に登場した者たち以外にもオリジナルのキャラクターが数多く登場し、聖闘士(セイント)たちと熱い闘いを繰り広げています。
中でも、天暴星ベヌウの輝火(かがほ)は、ファンの間で原作の鳳凰星座(フェニックス)一輝の前世ではないかとも言われ、アルデバランの好敵手となりました。
今後の展開ですが、結末として天秤座(ライブラ)童虎と牡羊座(アリエス)シオン以外の聖闘士(セイント)が全て死ぬことが分かっている物語なので、彼らがどのような形で散っていくのか、そして、残りの黄金聖闘士たちがどのように描かれるのかに注目が集まります。
また、テンマ、アローン(ハーデス)、サーシャ(アテナ)の幼馴染みの三人の関係がどう帰結するのかもポイントです。
2008年もますます熱く盛り上がるであろう『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』から目が離せません!
画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)
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