LC第70話 託された想い
【あらすじ】
聖域(サンクチュアリ)のアテナ(サーシャ)と教皇補佐ハクレイの下に教皇セージがタナトスを封じた聖櫃が戻ってきた。
アテナはセージの兄であるハクレイに、早まった考えは持たないよう、お願いするが、老人は、自分たち兄弟はテンマたちがハーデスを討つ障壁となる双子神を討つべく全力を尽くすと答える。
アテナはハクレイにそれでも生きて欲しいと言うが、「きっとセージもそのように若い聖闘士たちに生きて欲しいと思ったでしょう…。私も同じです。生きてその先を紡いで欲しいのです。」と告げられる。
一方、教皇の間へ走った流星を見て、胸騒ぎを感じたシオンはそこへと急ぐが、巨蟹宮にてマニゴルドと会う。
マニゴルドは教皇の兜をシオンに渡す。そして、それがセージからシオンの師匠への届けものだと告げ、「後は頼んだぜ」と言い、消える。後には蟹座(キャンサー)の聖衣(クロス)だけが残った。
ハーデス城では、弟を封じられたヒュプノスが天空の離宮から落ちてきたチェスの駒を手に取り、タナトスのことを短慮だったと呟く。
その彼の下に、夢神オネイロスと幻夢イケロスと名乗る冥闘士(スペクター)が参上し、テンマたちが「眠りの結界」に入ると報告する。
ヒュプノスは彼ら「夢の番人」に配置につくよう告げ、自らも冥衣(サープリス)を身に纏うのだった。
【感想】
やはり、眠りの神ヒュプノスはセージの兄ハクレイが封じることになりそうな展開です。
そして、そのヒュプノスが早くも動きました。
タナトスの「死の森」の次は、彼の「眠りの結界」です。
そして、マニゴルドが復活!?
まさか、セージが何らかの手段で弟子を救ったのか…?
と一瞬期待しましたが、幻でした。
そして、シオンに、教皇の兜を彼の師匠に渡すよう、託したマニゴルド。
流れから言って、シオンの師匠というのはハクレイのことですね。
この兜がハクレイ、そして、その弟子にあたるシオンへと受け継がれていく訳なのですね。
【今回の名台詞】
「きっとセージもそのように若い聖闘士たちに生きて欲しいと思ったでしょう…。私も同じです。生きてその先を紡いで欲しいのです。」(ハクレイ)
→次代に全てを託し、彼らは死んでいく…。これがこの物語を通してのテーマなのかもしれません。
「うちの師匠(じじい)からお前の師匠(じじい)に届けもんだと。後は頼んだぜ。」(マニゴルド)
→さり気なく、シオンの師匠がハクレイ(?)であることを暴露しています。そして、「後は頼んだぜ。」には、マニゴルドの様々な想いが込められているものと感じました。
画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)
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