
[週刊少年チャンピオン30号掲載]
※ネタバレ必至!
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第9巻は発売中です!
【あらすじ】
天秤座(ライブラ)童虎は、全軍待機を命じた射手座(サジタリアス)シジフォスに、結界を恐れずにハーデス城に向かうことを訴えるが、その前に現れた水瓶座(アクエリアス)の黄金聖闘士(ゴールドセイント)デジェルが、それは自軍を全滅に追いやる行為だと諭す。
ハーデス城の結界の中ではアテナ軍の力は10分の1以下になるため、黄金聖闘士ならまだしも、白銀聖闘士や青銅聖闘士、雑兵たちでは、三巨頭はおろかたった一人の冥闘士に赤子の手をひねるようにして殲滅されてしまうと。
デジェルは結界解除のため、ハーデス城に乗り込んだ者の存在を察していた。
セージの作戦にしては強引すぎるため、それは誰かと問う水瓶座の聖闘士に、シジフォスは教皇自ら出撃されたと答えるが、デジェルは他に思い当たる人物がいると言う。
シジフォスは、その者はハクレイで、教皇として檄を飛ばしているのも彼だと明かした。
驚く童虎。やはりと言う、デジェル。
皆の士気が下がるため、「セージの死は隠し通せ、自分はあくまで裏方だ」と笑って行かれたと、説明するシジフォス。
ハクレイとセージには双子神封印の悲願がある。
今はそれを信じるしかないのだ。
一方、単身ハーデス城に乗り込んだハクレイは、次々とスケルトンたちを倒し、奥へと進んでいく。
彼にはハーデス城の結界も効果がない。
老兵は言う。
「このわしの行く手を遮るには…」

「わし以上の覚悟を持て!!!それが戦場であろう!」
ついに結界の中心部に辿り着いたハクレイ。
部屋の中心に描かれた魔法陣の中心に先代のアテナより賜った剣を突き立てれば、結界が解除されるのだ。
だが、そこに…

ゆらりと現れた影は言う。
「なるほどアテナの血を受けた剣か。その剣の加護により、この結界内を自由に歩き回れていたというわけか。やはり人間は面白い。だが、その剣、神である私の前で突き立てられるかな。」
宿敵ヒュプノスの名を叫ぶハクレイ。
眠りの神は続ける。
「前聖戦を生き残り、兄弟の力でタナトスをも封印したその執念、素晴らしい!!私の敬意、有難く受け取れ。私はそんなお前たち人間の心がつむぐ諸々にいつも心惹かれる。」
「夢然り、感情然り、芸術然り…」

突然、上から降ってくる、シオンとユズリハ!
彼らは深い傷を負っている。
「不完全さ、然り!弱さ!脆さ!!」

「そして、神に逆らう愚かさ!!!さあ観せよ、お前の執念。つまらなければ、それで終わりだ。」
愛弟子を傷付けられ、怒りに燃えるハクレイが今、神に挑む!!
【感想】
水瓶座の黄金聖闘士がついにベールを脱ぎました!
その名はデジェル!
セージの死や、ハクレイが教皇を演じ、結界を解除するためにハーデス城に乗り込んだことを見抜くなど、かなりの切れ者のようです。
その彼に隠し通すことなど出来ないと見て、シジフォスも真実を話しました。
そして、そのハクレイ様、スケルトンたちに「じじィ」「クソじじィ」と、言われたい放題です。f^_^;
辿り着いた結界の中心は「NEXT DIMENSION 冥王神話」でアローンが剣を抜いた場所によく似ていましたね。
弟子であるシオンは助けにくるのか!?と思いきや、ユズリハともども、ヒュプノスにやられていました。。
これは幻ではなく、本物か?
そして、彼らの再起は!?
来週、ハクレイ対ヒュプノスの死闘が始まりそうです!!
それにしても、今回の作画、気合い入りまくりだったなぁ!
【今回の名台詞】
「このわしの行く手を遮るには…わし以上の覚悟を持て!!!それが戦場であろう!」」(ハクレイ)
→さすが歴戦の勇者!その彼が全てを賭けて、闘っているのですから、雑兵のスケルトンたちでは相手になりません!
「前聖戦を生き残り、兄弟の力でタナトスをも封印したその執念、素晴らしい!!私の敬意、有難く受け取れ。私はそんなお前たち人間の心がつむぐ諸々にいつも心惹かれる。」「夢然り、感情然り、芸術然り…」「そして、神に逆らう愚かさ!!!さあ観せよ、お前の執念。つまらなければ、それで終わりだ。」(ヒュプノス)
→人間を試すかのようなヒュプノス。彼はこのハクレイとの闘いで人間を認めるに至り、後世の星矢たちに一目おくようになるのでしょうか。
画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)