THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第95話 活路
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第10巻は8月8日(金)発売です!
【あらすじ】
テンマと天秤座(ライブラ)童虎により放たれた渾身のペガサス流星拳と廬山百龍覇だが、冥王は剣を一閃すると、それをかき消し、その場にいる全ての聖闘士(セイント)たちを吹き飛ばした!
牡羊座(アリエス)シオンは思った。
次元が違う。このままでは全滅、無駄死にする。
しかし…、今ここで天馬星座(ペガサス)を、冥王と因縁を持つ、あの若者を死なすわけにはいかん。
神話の時代、唯一冥王の肉体に傷をつけた男の魂を!!
撤退か…、また?ここまで来て…!!
だが、どうやって、あのハーデスから隙を見出す…!?
童虎はその思いを読み、答える。
シオン!!その隙…わしが作る!!
次の瞬間、童虎は聖衣(クロス)を脱いだ。
彼は愛弟子であるテンマに活路を拓くため、全てを賭けることを決意したのだ。
その背中に虎が浮かぶ!
「余は一人たりとも逃すつもりはないのだがな!!!」とハーデス。
童虎の廬山龍飛翔が炸裂!!
彼の小宇宙が金色の龍と化す!
さらに、龍の口より天秤座の槍(スピア)を放ち、それは冥王の頭部を捕らえたか!?
…いや、寸前で止まっていた!
だが、童虎にはそれで十分だった。
「かかったな、ハーデス。待っていたのはその間よ!!!」
サイコキネシスで宙に浮かぶシオン、テンマ、鶴星座(クレイン)ユズリハの体。
「待て、シオン!!童虎は…!!いやだ、童虎…!!」
テンマの叫びを背に、童虎は思った。
テンマよ、わしがお前を聖闘士にしたこと、お前はどう思っているか、わからんが…
お前との修行の日々、決して悪くはなかったぞ
「まだじゃー、行くぞ、ハーデス!!!」と、冥王に向かっていく童虎。
「こしゃくな…」と、剣に光を迸らせるハーデス。
なあ、愛しの弟分よ…
ハーデス城の外に飛び出した三人。
俯くシオン。
「嘘だよな…?あんたまで…」
童虎オオォ
テンマの絶叫がこだました。
ハーデス城は崩壊を始めた。
冥王の足下には、胸を貫かれた童虎の体が横たわる。
「世界の終末はもう見えている。この巨城ももはや用済み。せめて哀れな聖闘士たちの墓標にしてやろう」
ハーデスの頭上には空へと伸びる階段が現れた。
崩壊の中、ハクレイの遺体、サロら全滅した一軍の姿も見える。
「さらば地上、余は空より、お前たちを統べてやろう」
加速する世界の終わり。
冥王はロストキャンバスへと上っていく。
【感想】
童虎散る!!
またまた衝撃的な展開です!
しかし、ご存じの通り、童虎とシオンはこの聖戦で生き残ることになっているので、今後、何とかして、生き返らせることになるのでしょうか…?
心臓を貫かれているのですが。。
今回の出来事は、テンマにとっては、アスミタやアルデバラン(ハスガード)、エルシドの死以上に重く、その心にのしかかってくるに違いありません。
何と酷なのでしょうか…。
一方のハーデスは城を自ら崩壊させ、地上を離れて、ロストキャンバスへの階段を上り始めました。
この展開は…ロストキャンバス内(天界?)での最終決戦となるのでしょうか!?
しかし、今のままでは、どうにも聖闘士側に勝ち目はないと思うのですが…。
【今回の名台詞】
「テンマよ、わしがお前を聖闘士にしたこと、お前はどう思っているか、わからんが…お前との修行の日々、決して悪くはなかったぞ。なあ、愛しの弟分よ…」(童虎)
→兄貴分として、己の全てを賭け、テンマを逃がした童虎。凄まじさを感じました。
「嘘だよな…?あんたまで…。童虎オオォ」(テンマ)
→ついには師である童虎まで失ってしまったテンマ。あまりに大きな悲しみと試練が彼に襲い掛かります!…負けるな!!
画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)
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