2008/10/16 木曜日

THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第105話 力の糧

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — 聖闘士 星矢 @ 12:45:17

自らの失態を覚えるラダマンティス
 [週刊少年チャンピオン46号掲載]
※ネタバレ必至!

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第11巻は11月7日(金)発売です!

【あらすじ】

 蠍座(スコーピオン)カルディアのスカーレット ニードルの毒により、体の自由がきかず、水瓶座(アクエリアス)デジェルを先に進ませてしまった天猛星ワイバーンのラダマンティス。

 彼は不覚、失態を覚えた。
 為すべきを為せなかった自分を許せなかった。

 三巨頭、いや、冥王軍として、女神の聖闘士(セイント)に後れを取るなど、あってはならないことなのだ。

 再びグリーディング ロアを放つラダマンティス。

 だが、威力もスピードも先ほどより上だ。
 吹っ飛ばされるカルディア。

 ラダマンティスは言う。

 「本当に『冥王軍の犬』か!?だが、それで結構だ!!」「貴様ら女神の聖闘士も同じだろう!?それが軍のはずだ!!女神の聖闘士!!」

 蠍座の黄金聖闘士(ゴールドセイント)は海底都市の天井に叩きつけられる。

 ラダマンティスの脳裏には去来する思いがあった。

 それはパンドラがハーデスを夢界の底に幽閉した時のこと。

ラダマンティスの脳裏に去来する思い

 双子神に従うことは苦渋でしかなかった。

 だが、ハーデスが覚醒し、主として戻った今、彼の腹は決まった。

「もう二度と違わん!!」「役目を、戦場を。冥王軍の…、ハーデス様のために!!」「俺にとっては、これが開戦!!!」

 「もう二度と違わん!!」「役目を、戦場を。冥王軍の…、ハーデス様のために!!」「俺にとっては、これが開戦!!!」

 カルディアが起き上がってきた。

 彼はラダマンティスとは正反対の思いで戦っていた。

 海底都市に来たのも、ラダマンティスとの一戦を仕組んだのも、「何かある!」と感じたからだという。

 翼竜(ワイバーン)には、そういった生き方が一番我慢ならなかった。
 戦士でもない、自分本位の青二才の生き方が。

 「今度こそ確実に心臓貫いてくれる!!!」と荒ぶるラダマンティス。

自分の心臓に火を点ける相手を探していたと言うカルディア

 だが、カルディアは満足そうな笑みを浮かべると、「俺はずっと探してたんだよ。俺の心臓に火を点ける相手を!!この熱を、命を全弾ぶつける相手!!!」と言い放つ。

激突するラダマンティスとカルディア

  それぞれの思いとともに、ラダマンティスとカルディア、二人の小宇宙(コスモ)が激突した!

【感想】

  今回はラダマンティスの思いが切々と語られています。
  原作以上に深みのある戦士像がそこにあります!

 さらにはミーノス、アイアコス、そして、タナ&ヒュプも豪華登場!

 冥王軍側の内情が掘り下げて描かれており、ラダ&冥闘士ファンには見逃せない話だったのではないでしょうか!

  そして、カルディアも自らの命をぶつけられる好敵手を見つけた模様…!

  これは…ラダマンティスとカルディアの間にライバル関係勃発か!?

【今回の名台詞】

「もう二度と違わん!!」「役目を、戦場を。冥王軍の…、ハーデス様のために!!」「俺にとっては、これが開戦!!!」(ラダマンティス)
→ラダマンティスの信念は真摯なまでに気高い…。それを如実に現わしている心の声だと思います。

「俺はずっと探してたんだよ。俺の心臓に火を点ける相手を!!この熱を、命を全弾ぶつける相手!!!」(カルディア)
→ラダマンティスとは対極的に、自らの心のままに生きるカルディア。彼は、探し求めていた、命を全弾ぶつけられる相手を見つけ、今、最も生き生きしていますね! 

画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)

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2008/10/9 木曜日

THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第104話 蠍の毒

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — 聖闘士 星矢 @ 13:11:29

戦闘モードのカルディア
[週刊少年チャンピオン45号掲載]
※ネタバレ必至!

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第10巻は絶賛発売中です!

【あらすじ】

 天猛星ワイバーンのラダマンティスの挑発に闘志を燃やし、「あいつを狩れたら、最高の気分になる!!」と豪語する蠍座(スコーピオン)カルディア。

 これは任務なのだから、勝手な真似をするなと言う水瓶座(アクエリアス)デジェルだが、蠍座の黄金聖闘士(ゴールドセイント)は、逆に彼の逆上ぶりを指摘し、ユニティたちブルーグラードの民が守ってきた海皇ポセイドンの遺産を守るため、先に進むよう、諭す。

 そんな二人のやり取りを聞き、「生意気な!俺の翼をかいくぐって進むという事か…?出来るのか!?小虫ども!!」と翼竜(ワイバーン)。

グレイテスト コーション発動!

 ラダマンティスは必殺のグレイテスト コーションを放つ。

 一方のパンドラは、海皇ポセイドンの遺産の眠る巨大な扉の前に到達。

パンドラ様のおみ足(笑)

  その力を破壊するため、勢いよく扉を開けたパンドラだが、瞬間、強大な小宇宙(コスモ)に包まれる!

 グレイテスト コーションにより、深手を負ったデジェルとカルディアだが、カルディアは高笑いし、「さぞ残忍に殺してくれるんだろうな!しくじるなよ!さあ、翼竜(ワイバーン)のお前!!」と、なおも挑発。

 ラダマンティスは再び技を放とうとするが…

スカーレット ニードルの毒がラダマンティスの体の自由を奪う!

  先に撃ち込まれていたスカーレット ニードルの毒は彼の左半身の自由を奪い、その隙を突いて、デジェルは脇を通り抜けることに成功した!

 「今回だけはお前の口車に乗ってやる、カルディア。だが、死ぬなよ!!!」とデジェル。

 「ぬかった…。パンドラ様の下へは行かせん!!!」と、踵を返すラダマンティス。

 だが、カルディアはそんな三巨頭を「パンドラ様、パンドラ様か。笑わせるなよ、俺が小虫なら、お前は犬だな!」と一笑に付す。

 それの言葉が翼竜を本気にさせた!

怒りのラダマンティス

 「俺のひざを地につかせ、あげく犬とはな。小虫風情が言ってくれる。」

  「いいだろう!!少しの間だけ相手をしてやる。蠍座(スコーピオン)!!まずは貴様から血祭りだ!!」

 眠れる竜を目覚めさせてしまったカルディアに勝機はあるのか…?

【感想】

  今回はついにラダマンティスのグレイテスト コーションが発動!
  それに負けじと、カルディアも男を見せます!

 これまでのカルディアはただの自分勝手な男のようにも思えましたが、殺されたユニティが守ってきたポセイドンの遺産を守るため、先に進むよう、デジェルを諭す様に、『意外といいヤツ?』な一面を見ました。

 「今回だけはお前の口車に乗ってやる、カルディア。だが、死ぬなよ!!!」というデジェルの思いにも熱いものを感じました。

  そして、ラダマンティスは歴戦の戦士っぷりをいかんなく発揮!

 さすが三巨頭!という感じです!

  しかし、今回の最大の見所は、パンドラ様のおみ足ではないでしょうか!?(笑)

【今回の名台詞】

「さぞ残忍に殺してくれるんだろうな!しくじるなよ!さあ、翼竜(ワイバーン)のお前!!」(カルディア)
→とことんまでラダマンティスを挑発するカルディア。グレイテスト コーションを食らった後でもこの余裕は、さすがとしか言いようがありません。f^_^;

「今回だけはお前の口車に乗ってやる、カルディア。だが、死ぬなよ!!!」(デジェル)
→デジェルは、何だかんだ言っても、カルディアのことは、戦友として認めている…そんな不思議な友情を感じます。 

画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)

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2008/10/2 木曜日

THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第103話 怒り

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — 聖闘士 星矢 @ 12:34:47

デジェル、怒りのオーロラ エクスキューション!
[週刊少年チャンピオン44号掲載]
※ネタバレ必至!

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第10巻は絶賛発売中です!

【あらすじ】

 友ユニティを殺され、怒りに燃える水瓶座(アクエリアス)デジェルは、パンドラと天猛星ワイバーンのラダマンティスに向けて、オーロラ エクスキューションを放つ。

 一瞬、二人を凍結させたかに思われたが、

翼竜の咆哮

 ラダマンティスは咆哮一つでそれを跳ね除けた!

 余波で吹き飛ばされるデジェルと蠍座(スコーピオン)カルディア。

 パンドラはラダマンティスに後を任せ、海皇ポセイドンの下へ向かおうとする。

 その際、「ミーノスのような失態、くれぐれも演じるな」と釘を刺すが、天猛星ワイバーンの冥闘士は「やっと解き放たれた戦場、どうして失態など犯せましょう。双子神のようにな!!」と言い放つ。

 先へ進もうとするパンドラの体をデジェルの氷の輪(カリツォー)が包み込む。

 だが、それもラダマンティスの翼竜の羽によって打ち砕かれてしまう。

 ラダマンティスの気迫に、デジェルはパンドラを先に行かせ、一騎打ちに挑む覚悟を決める。

グリーディング ロアVSオーロラ エクスキューション

  グリーディング ロア VS オーロラ エクスキューション!

 軍配は前者に上がった!

 だが、デジェルを守ったのはカルディアだった。

 「小虫二匹、どちらが先でも構わん。どうせ二匹とも、踏み殺すまでよ!」と言うラダマンティスに対し、

スカーレット ニードル炸裂!

 「ホントに?」と蠍座の黄金聖闘士(ゴールドセイント)。

 ラダマンティスの冥衣(サープリス)にはスカーレット ニードルの毒針が撃ち込まれていた!

ラダマンティスを獲物と定めたカルディア

  蠍が翼竜を獲物に定めたのだ!

【感想】

  今回はデジェルとラダマンティスの熱き戦いが展開!それにカルディアが割って入ります!

 双子神も倒された後だけに、その活躍が疑問視された(?)ラダマンティスですが、なかなかの屈強ぶりを発揮しています!
 グリーディング ロアなる新技も発動!

 これまで「静」のイメージが強かったデジェルは、友を殺された怒りに、激しい一面を見せています。
 悲しいかな、オーロラ エクスキューションは全く通じてませんが。。

 そして、一瞬にして、ラダマンティスに数発のスカーレット ニードルを撃ち込んだカルディア。

  海底都市における、三つ巴の戦いの行く末は!?

  見逃せません!!

【今回の名台詞】

「…そんな腑抜け共では俺が困る。俺にとっての聖戦は始まったばかりなのだからな!!」(ラダマンティス)
→今まで待たされた分、かなり気合いの入っているラダさん。でも、そんなこと言ったら、さらに待たされてるアイアコスさんは。。f^_^;

「ホントに?」(カルディア)
→強敵の挑発的な態度にやたら喜ぶカルディアさん。本当にバトルマニアですね、この人は。f^_^;

画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)

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2008/9/25 木曜日

THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第102話 アトランティス

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — 聖闘士 星矢 @ 14:36:17

海底都市アトランティス
[週刊少年チャンピオン43号掲載]
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【あらすじ】

 ブルーグラードの領主の子ユニティが地下書庫の奥の部屋のアテナの封印を剥がすと、光に包まれた水瓶座(アクエリアス)デジェルと蠍座(スコーピオン)カルディアは見たこともないような巨大都市の中にいた。

 空に水の天井を湛えるそこは、デジェルによると、ポセイドンの都、海底都市アトランティスだと言う。

 来るべき闘いに備え、黄金聖衣(ゴールドクロス)のマスクを装着する二人の黄金聖闘士。

 デジェルは共にやってきたユニティにブルーグラードへ戻るよう促すが、彼は逆にアトランティスの案内役を買って出る。

 ユニティは橋渡しをさせて欲しいというのだ。

 カルディアは「足手まとい=『勝手に死ね』!!そこだけ理解しとけ」と言う。

 ユニティとデジェルは、幼い頃、ダイヤモンドダストの舞う夜に語り合った思い出があった。

 「君はなぜこんな滅びかけた極寒の町に来るんだい?」と聞かれ、「そりゃあ、このブルーグラードが好きだからさ」と答えるデジェル。

 ユニティはそんな友を「外の世界とブルーグラードの小さなかけ橋」だと言う。

ユニティとデジェルの誓い

 そして、彼自身も「ブルーグラードと世界のかけ橋」となることを誓うのだった。

 「ブルーグラードに来てくれて、好きになってくれて、ありがとうデジェル」と言うユニティ。

 そして、二人はお互い聖闘士とブルーグラードの領主となり、それぞれの世界を繋ぐかけ橋となる約束をした。

 そのユニティはデジェルとカルディアを海皇ポセイドンの眠る中央神殿へ導いたが、

ユニティがラダマンティスの手に!

 神殿に着いたところで、突如背後から現れた天猛星ワイバーンのラダマンティスに胸を貫かれてしまう。

 「パンドラ様の危惧された通り、現れたな聖闘士ども。瞬時に一掃してくれる」と言い放つ、冥界三巨頭の一人。

 ユニティはデジェルの名を呼びながら、床に倒れた。

パンドラ登場!

 さらにはラダマンティスの背後より、パンドラが現れる。

デジェルの静かなる怒り

 彼女は、ポセイドンと話をつけに来たのだという。

 「さあ、そこをどけ、聖闘士ども!!!」とパンドラ。

 友を討たれたデジェルの表情が一変した。

【感想】

  今回はデジェルとユニティの過去話が展開、そして、そのユニティが願いもむなしく、胸を貫かれてしまいます!

  そして、冥界三巨頭の一人、ラダマンティスが遂に登場!

 デジェルの少年時代はちょっとやんちゃで真っ直ぐな少年といった感じですね。
 ユニティとの幼き日の誓い、友情が微笑ましいです。
 しかし、それがとても切なく、悲しいものになってしまうとは。。

  次回、怒れるデジェルの本気の力が見られるのか!?
  そして、パンドラとラダマンティスの動向は!?

  緊迫の展開です!!

【今回の名台詞】

「足手まとい=『勝手に死ね』!!そこだけ理解しとけ」(カルディア)
→今回はカルディアは第三者的立場にとどまりましたが、こういった物言いは彼らしいですね。f^_^;

「ブルーグラードに来てくれて、好きになってくれて、ありがとうデジェル」(ユニティ)
→ダイヤモンドダストの下で感謝を伝えるユニティ。そして、それに応えるデジェル。微笑ましい友情です!

画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)

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2008/9/18 木曜日

THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 第101話 ブルーグラード

Filed under: 今週の『ザ ロスト キャンバス』 — 聖闘士 星矢 @ 12:48:32

ブルーグラードの地に立つデジェル
[週刊少年チャンピオン42号掲載]
※ネタバレ必至!

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』単行本(コミックス)第10巻は絶賛発売中です!

【あらすじ】

 東シベリア-そこには、アテナの勅命を受け、ブルーグラードへと向かう水瓶座(アクエリアス)デジェルと蠍座(スコーピオン)カルディアの姿があった。

 方向があっているのか心配するカルディアだが、デジェルは「黙ってついて来い、カルディア。何の為にアテナ様が私をこの任に選んだと思っている。この氷の地が私を育てたからだ」と言う。
 この氷の地は彼が育った場所なのだ。

 ブルーグラードに着いた彼らは、その廃墟のような惨状を目の当たりにする。

 その様子に驚くデジェルたちに三人の戦士が襲いかかる!

 だが、カルディアは一瞬にしてその背後を取ると、指先から真紅の衝撃を放った!

スカーレット ニードル炸裂!

 スカーレット ニードルを打ち込まれ、倒れる戦士。

 カルディアはその男が冥闘士(スペクター)と思い、そのローブを剥がすが、彼が纏っていたのは冥衣(サープリス)ではなく、聖衣(クロス)に似たプロテクターだった。

 そこに現れたのは、ブルーグラードの統治者ガルシアの息子ユニティ。
 三人の戦士は氷戦士(ブルーウォーリアー)だという。

ユニティ登場

 ユニティはデジェルの旧友だった。

 デジェルは聖闘士(セイント)の修行の合間に、ここでユニティとその父親より星見や様々な知識を教わったのだという。

 その友は二人の黄金聖闘士(ゴールドセイント)を町の中心部へと案内した。
 彼の説明によると、冥王軍がこの地へ攻めてきたのだという。

 そして、このブルーグラードには膨大な書物が保管されていた。

 軽口を叩くカルディアにデジェルは「世界中のあらゆる英知がここには存在する。無尽蔵の書物は世界の宝だ!」と語るが、「俺から見れば、たかだか本を守るのに命がけの氷戦士は滑稽だ!勿論、それを狙う冥闘士もな!!」と反論に遭う。

 「…スマン、ユニティ。この男、口が悪い」と、かつての友に非礼を詫びるデジェル。

 二人が連れていかれたのは地下書庫だった。

ブルーグラードの地下書庫

 やがてアテナの封印の護符が大量に貼られた部屋へと辿り着き、「この先に冥王軍の探しているものが…いや、君らの求める神の遺産がある!」と語るユニティがその封印を剥がすと、

海皇ポセイドン現る!

  海皇ポセイドンが姿を現した!

【感想】

  今回はデジェルとカルディアの珍道中です!笑

  デジェルの旧友のユニティなる新キャラも登場!

 ブルーグラードにはやはり氷戦士(ブルーウォーリアー)がいました!

 そして、いきなり姿を現したポセイドン!

  次号、二人の黄金聖闘士と神の闘いが始まるのか!?

【今回の名台詞】

「黙ってついて来い、カルディア。何の為にアテナ様が私をこの任に選んだと思っている。この氷の地が私を育てたからだ」(デジェル)
→まさにここが彼のホームグラウンドなのですね。デジェルの本領が発揮されるのが楽しみです!

「俺から見れば、たかだか本を守るのに命がけの氷戦士は滑稽だ!勿論、それを狙う冥闘士もな!!」(カルディア)
→「静より動」のカルディアの性格をよく現している一言だと思います。デジェルとは対極ですね。。

画像の出典:『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』(原作:車田正美、漫画:手代木 史織、秋田書店)

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2008/9/16 火曜日

『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』キャラクター列伝 (31) デフテロス

Filed under: 『ザ ロスト キャンバス』キャラクター — 聖闘士 星矢 @ 0:17:02

デフテロス

画像「カノン島の鬼」

【紹介】 

 『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS(ザ ロスト キャンバス) 冥王神話』で描かれた243年前の聖戦で、 天秤座(ライブラ)童虎らを失い、自らの力不足を嘆くテンマの前に、水瓶座(アクエリアス)の黄金聖闘士デジェルが現れ、地中海のカノン島という島の存在を教えた。
 そこに住む鬼ならば、死か力をテンマに与えるだろうと言う。

 そのカノン島では、鬼が聖闘士たちを相手に猛威を振るっていた。
 「弱い…、怒りが湧くほどに…。こんなものなのか…!?最近の聖闘士はーッ!!」
 という鬼は、ペルセウス座の聖闘士を踏み潰し、メドゥサの盾を噛み砕きながら、その場を引こうとする聖闘士たちにも「力なき者は死あるのみ!!!」と宣告する。

 島の洞窟にやってきたテンマが、意を決し、「強くなりてェんだ!!出てこい!!カノン島の鬼!!」と叫ぶと、「イキのいいのが来たな!!!骨まで喰らうか…」と、背後より現れる鬼。
 鬼に圧倒されるテンマだが、膝をつき、弟子にしてくれと頼み込む。
 すると、鬼はテンマに、弟子になりたいのならば、底の見えない奈落に飛び降りてみろと言う。
 「お前が本当に必要とされている人間ならば死なん。力はそういう人間に宿る!!」
 意を決すると、飛び降りるテンマ。
 鬼は「愚かなガキよ!あの世で後悔するのだな、ウワーッハハハハ!!」と高笑いし、その場を去ろうとするが、這い上がってくるテンマ。

 彼は鬼に再び弟子にしてくれと懇願するが、
「こんなものいらん!!!」
 と、聖衣(クロス)の箱を奈落へと落とされてしまう。
 動揺するテンマに
「たわけ!!!強くなりたいのならば、捨ておけ!!」
と言い、ついてくるよう告げる鬼。
 溶岩の大瀑布に案内されると、そこで地鳴りが起こり、テンマは火山が噴火するのではないかと恐れるが、鬼は
「だまれ、カノン島!!!」
と一喝。すると、火山は静まる。
 鬼は言う。
「いい事を教えてやる小僧。強さとは力を屈服させることよ!!!」
 すると、次にはマグマの中へと入っていく。
 マグマをもろともせず、その中を進む鬼は、驚くテンマに「お前には無理か…、だろうな!お前は小宇宙(コスモ)の扱いが、極端に不器用そうだ!」と言い、マグマの球を掌に浮かべると、3日でそれをやるように課す。
 できなければ、弱者のまま殺して喰らうのみと言い捨て、大瀑布の中へと消えた鬼に対して、やるしかない状況に追い込まれるテンマ。
 自分の内から湧きあがる宇宙を丁寧に正確に掌に集中させ、遂にはマグマの球を掌の上に浮かべることに成功するが、そこに鬼が現れ、テンマの首に腕をかけると、マグマの滝の上から放り投げた!

 「では、次の課題だな。」と言う鬼は、次には「力を扱えんのなら、そのまま死ね!!!」と言い放つ。
 鬼が「燃えつきたか…」と呟いた時、マグマが吹き上がり、テンマが現れる。
 「どうだ、出来たぜ!!マグマの中から、死なずに戻ってきたぜ!!!」というテンマに対し、「当然だ」と言い切る鬼。

 再び地鳴りが起こる中、鬼はテンマに最後の課題を告げた。
 「カノン島の噴火、お前の力で止めてみせよ!!!」
 島では、最後の課題に動揺するテンマが鬼に「もし…俺が失敗したら?」と問う。
 すると、鬼は「この世に必要のないものが死ぬだけだろう…!!たとえば、このカノン島に住む人間がな!!」という言葉を突きつけた。
 さらに鬼は続ける。
 「自信がないか?まだ力が足りないから、逃げておくか?なら、あの村は終わりだな。そして、この先、お前は誰も救えん。誰もな!!」と。
 それがテンマの心に火をつけた。
 意を決したテンマは火口へと走る。
 そして、ついには噴火を止めることに成功したのだった。

 その後、テンマを担いで火口を離れた鬼の下に、乙女座(バルゴ)アスミタの霊が現れる。
 アスミタはデフテロスと呼ぶ鬼に「君は人のために力を奮う彼がうらやましいのだろう」と言い、
「戦え、私の分も。強者の君へ旧友(とも)として言おう」
 そう告げた。
 テンマが目を覚ますと、目の前には奈落に落とされたはずの天馬星座(ペガサス)の聖衣があった。

登場 :『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』→コミックス11巻~?

【コメント】

  只今、連載において、その破天荒な言動により旋風を巻き起こしている『カノン島の鬼』ことデフテロスさんです!

 ともかく、これまでの聖闘士星矢ワールドにはいなかったキャラです。
 聖衣を噛み砕くわ、マグマの中にじゃぶじゃぶ入っていってしまうわ…。
 おまけに、「力なき者は死あるのみ!!!」「こんなものいらん!!!」「だまれ、カノン島!!!」など、口にする全てが名台詞!笑

 しかし、黄金聖闘士と同等かそれ以上の力を持っているのは確実で、今後、アテナ側に付けば、大きな戦力となってくれそうです。
 また、乙女座アスミタとは旧知の仲のようで、その関係性も気になるところ。

  ようやく名前が明らかになったばかりのデフテロスさんは、今後も要注目のキャラですよ!!!

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